【中学受験】社会が得意になる勉強法3選 

ともね
ともね

中学受験の社会って、範囲が広くてどう勉強すればいいか分からない人も多いですよね

中学受験の「社会科」は様々な分野から出題され、近年では、時事的な国際ニュースについて問われることもとても増えました。

特に中学受験は、暗記だけでなく、考える力、分析する力がより求められています

社会科に苦手意識がある人、子どもに世界や日本の社会に興味を持ってほしい!と思う保護者の方へ、

「社会」の地理や歴史、公民について、楽しみながら学習するおすすめの方法を3選、現役社会科教員の視点からご紹介します。

幼少期から社会について学べるおすすめグッズについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

中学受験の社会が得意になる勉強法3選

最初に3つの方法をご紹介します。

1 気になることはすぐに調べる「環境」をつくる

2 歴史漫画や映画・伝記を味方につける

3 旅行やお出かけの計画を自分で立てる

どの方法も今すぐ始められるものです。3つのうちまずは自分が取り組めそうなものを、ひとつ選んでやってみるだけでも意識が変わるはずです。

それでは具体的な方法をご紹介します。

1 気になることはすぐに調べる「環境」をつくる

社会とは、生活そのものです。学校や塾以外の日常生活で学べることがあふれています。

まずは、テレビや会話の中で気になったことを調べる習慣をつけましょう

例えば、世界のロケ番組を見たら、その国の位置を地球儀で調べる。初めて見る食べ物が出てきたら、インターネットで調べて、原産国を知る。ニュースで選挙の話が出てきたら、参考書で日本の選挙制度を調べてみる。

このような作業を繰り返すだけで、自然と社会に関する知識が増えていきます。

とはいえ、中々これを習慣化することは難しいですよね。

まずリビングや部屋の「環境」から整えてみましょう。

リビングの棚に地球儀を置く、テレビのそばに調べる用のタブレットを置いておく

よく使う参考書のページはコピーしてトイレに貼ってみてもいいですね!

世界地図や日本地図は、お風呂用のポスターも販売しています。お風呂やトイレに貼ると、必ず目に付くのでおすすめです。

生活の中の疑問をその場で考えたり、調べたりすることが、暗記ではない社会の問題を解く力に直結します。

2 歴史漫画を味方につける!

歴史の学習方法で重要なことは「流れ」を理解することです。歴史の決定は人の感情でなされているので、「漫画」という表現方法は本当に最適だと思っています。さらっと読んでも、深く読み込んでも、大人が読んでもとにかく勉強になります。#熱く語りすぎ

歴史漫画は、様々な出版社から出ていますが、私のおすすめは集英社の学習まんが「日本の歴史」です。

高校・大学受験でも役に立つような知識を、小学生でも理解できるように、とても分かりやすく説明しています。

漫画のストーリー設定も面白く、「漫画主体」で読めるのも好印象です。表紙を有名な漫画家が手掛けている巻もあり、興味を持ちやすいです。さすが集英社。

実際に私も小学生の時にこの漫画を買ってもらい、当時意味が分からなかった部分もありましたが、漫画にハマって何度も読みました。

自然と漫画の絵でストーリーが浮かびます。その後に細かい知識を身に付けた方がずっと効率的です。

値段は高いですが、カバーも本紙も丈夫なので長く読むことができます。

通常版とコンパクト版は、サイズやカバーが異なりますが、内容は同じです。

ちなみに、中学受験と直接関係ないですが、集英社の「世界の歴史」も漫画のストーリー設定が作りこまれていて本当に面白いです。

いずれも小学校高学年以降には読むことができると思います。

3 旅行やおでかけの計画を自分で立ててみる

ガイドブックは参考書より面白くてためになる!

旅行ガイドブックは、実は中学受験に役立つ情報が盛りだくさんです

カラフルで素敵な写真や一目でわかる地図、歴史年表や、お土産としての名産品など

実際に行ってみたくなるように書かれているので、参考書よりも眺めやすいです。

読んでて楽しいだけでなく、さらにそこに自分が行くとなれば、一気に親近感がに湧きます。もし、家族旅行の予定がある場合には、宿泊先のガイドブックを手に取ってみましょう。

旅行でなくとも、自分が住んでいる地域のガイドブックを見て、初めて見る場所、気になる場所を見つけて、出かけてみてもいいですね。

JTBパブリッシングが出版している『るるぶ』では、各都道府県を詳しく解説したガイドブックのような地図帳が販売されています。日本版・世界版とありますが、どちらも楽しく、小学生向けで分かりやすくておすすめです。

旅行の計画の立て方

旅行ジャーナリストの村田和子さんは家族旅行に「テーマ」を設定することをおすすめしています

自分の興味のある体験・観光・ロケ地など、好きなテーマを設定します。

そこから旅先を決定することが一番の理想ですが、宿泊先が決まっていても、できる体験はたくさんあります。

家族で話し合い、自分がやりたいこと、そのための時間配分、交通手段などをガイドブックやインターネットをもとに決めると、旅先の地理や歴史に自然と触れることができるでしょう。

旅先での思い出を記録に残せるとなおよいです。自由研究のテーマにしたり、中学受験の必須知識である、地方の特産品は、体験コーナーもよく見かけます。自分で実際に触れて、製作までできると、知識は盤石なものになるはずです。

おわりに

中学受験の社会は、思考力やニュースへの関心度を問われる問題が以前よりぐっと増えました。

そして何より、私立の中高の社会科教員が求めているのは、このような問題に対応できる生徒です。少しでも社会科に関心意欲のある人に入学してもらいたい、と思い入試問題を作ります

楽しく勉強した人が成績を伸ばせる教科です!いつでも挽回できます。ぜひ頑張って受験を乗り越えてくれると嬉しいです。

【学校選び】キリスト教系の学校に向いているのはこんな人!カトリック・プロテスタント系の特徴を徹底解説【受験】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA