【知育】学力が伸びる子は0歳から「図鑑」を読んでいる!

中学受験を経験した子どもたちを見ていて、賢い子・成績が良い子の全員に共通することは

「学ぶことが好き」ということです。

英語でも、国語でも、芸術でも、体育でも…

得意不得意はあれど、どの科目にも自分で興味を持てる部分を見つけて、そこから科目全体を学ぼうとしています。

乳幼児期に学びの「好奇心」を育むのに最適な方法は、「図鑑」を見ること。

どのような効果があるのか、0歳からどうやって楽しむのか、ご紹介していきます。

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1歳2歳におすすめの図鑑3冊を徹底比較!使用した感想や口コミもご紹介

図鑑は知識を増やす最強のツール

今回参考にしたのは、こちらの本

中学受験のエキスパート、著者の小川大介さんは、図鑑についてこのように述べています

「ビジュアル刺激が図鑑の最大の特徴です」

p.56

親子で一緒に眺めるだけでいい。

図鑑を「調べるもの」として、堅苦しく扱うのではなく、「ここに写真が載っているよ」と指差ししてあげるだけでも、十分な効果があるとされています。

図鑑はいつから?早ければ早いほどいい!

本には、2歳の子どもが分厚い図鑑を持ってくる例が載っています。

まだ内容が分からなくても、絵や写真を見るだけで楽しめれば、それは立派な図鑑の活用です。

導入が早いほど、受け入れる側の子どもの抵抗がないと著者は述べています。

私の家は、リビングの壁一面が全て本棚でした。幼いころから旅行雑誌や、古典作品の漫画を無意識のうちに手に取っていた記憶があります。

さらには、両親は私が幼いうちに、集英社の「日本の歴史」「世界の歴史」の漫画を買い与えていて、

まったく小学校の授業で習っていない時から、歴史漫画を読んでいました

ともね
ともね

あくまでも子どもの私が手に取る本は絵や写真があるものだったので、ビジュアルの大切さが分かります

結果として、現在、博物館めぐりや歴史が大好きになっているので、家庭環境の影響は本当に大きいですよね。

「見たことある!」は記憶の手助け

頭のいい子は、幅広い知識を身に付けているということを、著者は繰り返し述べています。

教員としてどの学校にいても、学年の上位層にいる子たちは、あらゆる教科の成績が優秀です。

この科目だけ苦手…というタイプがあまりいません。

それは、幼児~小学生の時期に好奇心を育み、さまざまなものを「見てきた」からです。

  • 「ニュースで特番を見た」
  • 「旅行先で実物を見た」
  • 「なんかの本で読んだ」

私が「よく知ってるね!」と反応すると、生徒からだいたいこのようなセリフが返ってきます。

子どもは、暗記しようと頑張らなくても、自然と吸収していき、いつの間にか知識の手助けになっていることを実感します。

図鑑を敷居の高いものにせず、ふっと読めるように、年齢や興味に合ったものを用意しておくことが、親にとっての重要な役目なんですね。

0歳からの図鑑の選び方

0歳の赤ちゃんは、まだお店で自分の好きなものを選ぶことができません。

どのような図鑑を用意しておくといいのでしょうか。

「おもちゃ」のように使える

娘が絵本をかじらなくなったり、仕掛けを破らなくなったのは、

1歳半以降でした。

0歳の頃は、薄い紙の本を破り、仕掛けをはずし…

本そのものをおもちゃのように扱っていました。

そこで、0歳の図鑑は、分厚く、めくりやすく、大きすぎないものを選ぶことをおすすめします。

一般的な図鑑の大きさだと、重くて自分で本棚から出すことができません。

0歳の子でも、両手で持てるようなサイズを選ぶようにしましょう。

絵本と図鑑の境目は?

0歳の子向けの図鑑!と構えると、種類も限られます。

その中から、すぐ手に入ったり、自分の気にいるものがあればいいのですが、私は、絵本も図鑑の最初の一歩だと感じています。

例えば、100円ショップダイソーで売っているこちらの本

カレーを作る過程で、野菜や果物の紹介をしています。

丁寧な絵で書かれたこの本を読めば、いくつかの野菜の名前を覚えることができます。

このように、ある分野について丁寧に紹介するような絵本を選べば、図鑑としても、おおいに活躍してくれます。

娘はこの本大好きで、生後5か月の時から持ち歩いていました!

子どもの興味を見逃さない!

子どもが1歳前後になると、興味のあるもの、ないものが段々と分かるようになってきます。

2歳前後になると、好みがより顕著に現れます。

子どもの様子をみて、車や電車、野菜など、この分野を楽しそうに見ているな…

と感じたら、そのテーマの絵本を読んでみたり、おもちゃの購入にも繋がります。

さまざまな分野が載っている図鑑は、「好き」の導入にぴったりです。

我が子が図鑑に関心を示さない?

0歳の子なら、今図鑑に興味を示さなくても、月齢が上がるとともに、段々と見るようになる可能性が高いです。

幼児になり、結局あまり図鑑を見ようとしない…

そんな時にどのような対応をしたらいいのでしょうか?

体験とのリンクを大切に

散歩や、お出かけのあと、図鑑を広げて、

「これ見たねー!」

と一緒に話してみてください。

中高生の学習の方法とも、共通していますが、本物を見る、なにかを体験するということは、とても記憶に残りやすいです

娘も、鳥のなかでも、やはりよく見るハトやカラスは、1番に覚えました。

あひるやひよこは、絵本などで登場回数も多いのですが、

実物を見る機会が少ないからか、あまり指差しをしません。

パパ・ママと、図鑑を通して共有することは、子どもにとってとても楽しいことなんですね

身体を使って「図鑑」を楽しむ

先程紹介した小川大介氏の本には、子どものタイプ別に、図鑑に親しみやすくする方法が紹介されています。

例えば、身体を動かすことが好きなら、

  • 動物の鳴き声や、動きのまねをしてみる
  • 効果音をつけて動きながら読む

などの工夫ができるそうです。

図鑑を落ち着いて読む、という固定観念が外されます

どんな方法でも、見る機会を増やしていくことが、図鑑を好きになる第一歩になるわけです。

子どもの「好き」を大切にしよう!

自分が子どもの時よりもずっと、年齢に合った図鑑・本・おもちゃがたくさん売られています。

私は子どもを産む前より、本屋がいっそう好きになりました。

ぜひお子さんに合う図鑑に出会い、子どもの「好き」を伸ばせるきっかけになると嬉しいです。

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